インドネシアの結婚式<その3/バリ島>
2015/09/29 17:34
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こんにちは、ぽっぽです。
今回は、インドネシア バリ島のヒンズー教の結婚式について、バリでの生活が長いオカさんに突撃インタビューを敢行いたします。Let’s Go!
ぽっぽ「オカさん、バリ島のヒンズー教の結婚式について教えてください。」
オカ「はい、わかりました。バリ島のヒンズー教の結婚式の最大の特長は・・・。」
ぽっぽ「バリ島のヒンズー教の結婚式の最大の特長は・・・(ドキドキ)。」
オカ「最大の特長は、結婚式・披露宴を必ず新郎の自宅で行うことです。そして自宅の飾りつけ、お供え物、料理すべてが、家族・親戚・村民の手作りということです。」
ぽっぽ「え、すべて手作りですか?」
オカ「はい、そうです。結婚式や披露宴会場になる新郎の自宅は新郎側の家族・親戚・村民総出で飾り付けます。新婦も同様に一族、村民総出で行います。」
ぽっぽ「え、新婦の自宅も?」
オカ「そうですよ。新婦の自宅でもいろいろ儀式があり、新婦側での披露宴を改めて行うこともあるので、気合が入ります。」
オカ「小さなパーツをたくさん作り、組み立ていくのがこちらの装飾のやり方。花嫁さんの宝冠も細いかんざしをたくさんお団子にさしたものですよ。」
オカ「あとは、Marred by Accident(おめでた婚)が少なくないことですね。」
ぽっぽ「おめでた婚が、あるんですか?」
オカ「バリでは、子孫を残すことが、重要視されていますので、Marred by Accidentもありです。子供ができないと第2夫人を迎えられたりされますので。」
ぽっぽ「・・・!厳しいですね。」
オカ「世知辛い現実は、置いておいて。結婚に関する儀式ですが、2か月くらい前から新郎が親族を引き連れ新婦の自宅に何度も足を運び、一族郎党の同意式やら式の日取りの決定式やら結納式やら、結婚式・披露宴までに行わなくてはならない儀式がたくさんあります。語り出したら、1晩かかっても終わらないので割愛させて頂きます。」
ぽっぽ「そんなにあるんですか。」
オカ「はい、たくさんあります。バリ人の本職はお祭り儀式ですので。ぽっぽさんがヒンズー教に入信して、バリで結婚式を行うなんてことになったら、伝授します。」
ぽっぽ「そんな予定はないので、いつか時間がたくさんあるときに教えてください。」
オカ「そうします。結婚生活がうまくいくことを願って行われる儀式を一つだけご紹介します。地面に設けられたお供え物の周りを歩きながら、新婦が料理や市場でのやりとりなどを象徴的に行う(ちょっとおままごとめいた?)儀式があります。甲斐甲斐しく動く新婦のおしりを新婦がヤシの葉芯でたたいて回るくだりがあるのですが、いかにもバリらしいですねー。最後に、新婦が持つシート(ヤシの葉製)を新郎がクリス(短剣)で突き刺すとその場にいる全員が異常に盛り上がります。」←真面目な顔
オカ「結婚式が終わった後、神様へのご報告を経てようやく披露宴ですが、バリの披露宴は、お昼過ぎから深夜までお客様が来る限り続きます。」
ぽっぽ「・・・すごい!体力勝負ですね。」
オカ「料理ももちろんすべて手作りです。お供えに用いられる豚の腸詰め、串焼きなどは村を挙げて男性が調理します。ご招待用の料理や飲み物の準備は主に女性の仕事で、鶏肉のココナッツ煮込み、テンペ揚げ等、インドネシア料理やお菓子、などが大量に並びます。準備は1週間くらい前から始めます。」
ぽっぽ「大変ですね。披露宴に招待された時の為に会場やご祝儀や内容などについて教えてください。」
オカ「披露宴は、ジャワと同じで好きな時に来て好きな時に帰っていい方式です。会場の入り口を飾るのは、手作りの門です。手作りの門をくぐると、受付があります。そこで記帳を行い、お祝いの品を渡します。地元の人はお決まりに従い、特に礼を尽くしたい場合は食器やバティックなどが多いようです。会社関係や外国人の場合は封筒に包んで御祝金を渡すこともあります。受付を済ましたら、会場に入りビュッフェ式の食事を楽しんだり、ガムラン演奏を鑑賞したり、ジョゲグの踊り(バリの民族ダンス)を楽しんだりしてください。踊り子さんに指名を受けたら一緒に踊るのがルールですから頑張って踊ってくださいね。十分楽しんだら好きな時にお帰り下さい。バリヒンズー教での吉日は限られているので、吉日は3件ほどの披露宴をかけもちするのがバリの民の常です。」
ぽっぽ「結婚式の衣装について教えてください。」
オカ「結婚式ではクバヤと呼ばれるレースのブラウスとバティックを着用。クバヤはいわゆるインドネシア人女性の正装です。一方、その後の神様へのご報告と披露宴の時は豪華絢爛なバリの民族衣装であることが多いです。夜は主に新郎新婦の若い友達をご招待して楽しく盛り上がります。パーティ用にデザインされた超派手なクバヤをお召しになる新婦さんもいますね。クバヤはほとんどがオーダーメイドですよ。」
ぽっぽ「ありがとうございました。」
一応、結婚式シリーズ(勝手にシリーズにしました。)一区切りしましたので、ぽっぽはしばらく消える予定です。次回は別の人が登場すると思います。きっと私より楽しい記事をお届けできるでしょう、お楽しみに。
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写真提供:PONDOK KECIL BUNGALOW
Selamat siang saya Poppo.
Kali ini saya mengadakan wawancara dengan Oka yang sudah lama tinggal di Bali mengenai Pernikahan Bali. Let`s Go !
Poppo: “boleh saya tanya tentang pernikahan di Bali?”.
Oka: “Ok … Ok … saja, ciri utama pernikahan Bali adalah …” (dag-dig-dug)
“Ciri utama Upacara pernikahan dan Pesta pernikahan dua-duanya harus dilakukan di rumah pengantin laki-laki. Dekorasi, suguhan untuk Tuhan dan sesaji makanan semua dibuat oleh keluarga, saudara dan tetangga di desa secara gotong royong.”
Poppo: “Ha…? Semua di kerjakan sendiri ?
Oka: “Iya, Kedua mempelai baik pengantin laki-laki maupun Pengantin Wanita mereka menghias tempat upacara pernikahan dan tempat pesta pernikahan bersama-sama”.
Poppo: “Di rumah pengantin putri juga ?”
Oka: “Betul. Di pihak pengantin putri juga ada acara macam-macam di rumahnya, begitu pula pada acara pesta pernikahan.”
“Pertama dekorasi untuk upacara perkawinan inipun menganut agama hindu, dekorasi sangat sulit sekali dari ornamen yang sangat kecil-kecil di rangkai satu persatu sehingga ornament besar yang menyerupai gunungan. Selain itu juga menyiapkan hiasan sanggul untuk mempelai wanita yang dihiasi dengan tusuk konde yang mewah setelah di rangkai.
“Ngomong-ngomong di Bali tidak sedikit lho yang Married by Accident “(pernikahan akibat hamil).
Poppo: “Maksudnya pengantin putri sedang hamil ?”
Oka: “Orang Bali berpikiran keturunan itu sangat penting. Oleh karena itu banyak Married by Accident. Karena jika telah menikah tidak dikaruniai anak, maka akan dicarikan istri kedua untuk mendapatkan keturunan.”
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